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漫画家たち ── 全7巻 ──
■昭和のマンガ家たち 全16巻学習と教育を支援する通販会社 YTT Net
●昭和のマンガ家たち● ●こうの史代 全4巻● ●諸星大二郎 全3巻● ●昭和マンガ家と白土三平 全2巻●
「漫画」とは山東京伝の四時交加によると「気の向くままに漫然と描いた画」という意味だそうです。
その漫画は現在では、クールジャパンの一翼を担うまで発展しております。
「鳥獣戯画」や「北斎漫画」等から日本の漫画文化は始まり、現在は漫画のみならずアニメーションの世界にも活躍の場を広げております。
その漫画を描く昭和の時代よりご活躍されている漫画家たちの世界をたっぷりとお届けいたします。
その漫画は現在では、クールジャパンの一翼を担うまで発展しております。
「鳥獣戯画」や「北斎漫画」等から日本の漫画文化は始まり、現在は漫画のみならずアニメーションの世界にも活躍の場を広げております。
その漫画を描く昭和の時代よりご活躍されている漫画家たちの世界をたっぷりとお届けいたします。
漫画家たち 全7巻 内容詳細
中川学
探さないでください
勤務先の中学を突然失踪して15年。かつて失踪した道程を旅して過去にけじめをつける、『くも漫。』
前夜を描いた実録エッセイ漫画。
著者:中川学/A5判/160頁/2016.12発行
- 失踪する前、失踪したら、失踪した後どうなるか。 数学教師として勤務していた中学校を失踪して15年。網走(北海道)から尾道(広島県)まで、記憶を呼び戻しながらかつて失踪した道のりを旅して過去にけじめをつける漫画。 『くも漫。』前夜を描いた実録コミックエッセイ。現実からいつも逃げてしまう人も、逃げたいのになかなか逃げられない人も、逃げることなく頑張ってきた人も。
- 目次
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プロローグ/あの日/教え子/親の動き/自己嫌悪/一線/逃げデビュー/殺人事件/移動/尾道/ドアノブ/弟/実家/その後/学校の動き…etc。
単行本特別描き下ろしコラム付き。 -
中川学(なかがわ・まなぶ)
1976年北海道生まれ。大学卒業後、小中学校の臨時教師や様々なアルバイトを経験。2011年、漫画家志望の若者に格安で住居を提供するトキワ荘プロジェクトに応募して上京。デビュー作『僕にはまだ友だちがいない』(メディアファクトリー)がNHK「青山ワンセグ開発」で実写ドラマ化(主演:浜野謙太)。その後、『群馬県ブラジル町に住んでみた』(メディアファクトリー)のほか、2015年に自身のくも膜下出血体験を描いた壮絶実録漫画『くも漫。』(リイド社)を発表し各方面で話題を呼ぶ。「マンガHONZ超新作大賞2015」では『くも漫。』が第7位を受賞。実写映画化される(主演:脳みそ夫、ファンタジア国際映画祭出品)。自身の失踪体験を描いた最新刊『探さないでください』(平凡社)は好評発売中。社会の最下層の更に下をいく漫画家として日々奮闘中…。
中川学
すべりこみ母親孝行
遠方の親が心配な四十路の主人公。今からでも間に合う親孝行術と、親や家族とのコミュニケーションのあり方を考える親孝行漫画!
著者:中川学/A5判/144頁/2019.2発行
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遠方に暮らす母への心配を募らせる四十路の主人公マナブ。今からでも間に合う親孝行術と、家族とのコミュニケーションのありかた方を考える超スペクタクル親孝行漫画!
親、どうしよう…。目下の悩みは、遠くにひとりで暮らす母親のこと。
まだ介護が必要という状況ではないが、いつどうなるか分からない。
母親がいつか思いめぐらす走馬灯に、良い印象の自分の姿をねじこむために、 水面下で奮闘する四十路の漫画家・中川学。
他界した父親バケ・ヒロシ、しっかり者の弟アツシ、そして現在ひとりで遠方に住む母親よし子を中心に、中川家の親族や友人たちが織り成す超スペクタクル親孝行漫画。 「毒親」「婚活」「仕事」「震災」などのテーマとともにこれからの時代の新しい親孝行を考える。 - 目次
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プロローグ/母からのメール/何をすれば/帰省/部屋と演芸と私、と母/いとこのさだはるくん/小旅行/地震/毒親/母と、私の仕事/婚活…etc。
単行本特別描き下ろしコラム付き。
楳図かずお
『漂流教室』 異次元への旅
漫画家・楳図かずお『漂流教室』の世界を徹底的に読み解く一冊。椹木野衣の超ロングインタビュー、川島小鳥の東京漂流ルポほか
編集:太陽の地図帖編集部/B5判/96頁/2017.4発行
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漫画家・楳図かずおが少年漫画誌で連載した空前絶後の衝撃作『漂流教室』。
大和小学校を舞台に少年少女たちがさまざまな困難に立ち向かう壮大な物語は、約45年の時を超えてもなお国内外で読み継がれて多くの人々を魅了してやまない。
「今日と変わらない明日が来るとは限らない」というメッセージとともに、『漂流教室』が描いた生きるためのヒントをいま改めて知るための永久保存版。椹木野衣が3日間かけて行なったロングインタビュー、川島小鳥が撮影したルポルタージュ、楳図かずおからの最新メッセージほか、本書初公開情報多数。 - 巻頭言 『漂流教室』の舞台はそんなに遠い未来ではない。 文=椹木野衣
- ルポルタージュ 楳図かずお異次元への旅 撮影=川島小鳥
- 漂流タイムズ~空間で知る~
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『漂流教室とは何か』――詳細あらすじ。ネタバレ注意!
人物相関図/主要登場人物図鑑/東京中心部の地図/広域図の地図/大和小学校のイメージ図 - エッセイ 1970年代、はじまりの東京 文=畑中章宏
- 漂流新聞~時間で知る~
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キーワードで読み解く『漂流教室』の時代 文=及川道比古、畑中章宏
子どもたちが死ぬ/公害/光化学スモッグ/ゴミ/巨大地震/怪虫/奇形・変身/砂漠/ホログラフィー/憑依・超常現象/人質・監禁 - 楳図かずおロングインタビュー いま初めて語る『漂流教室』のすべて 聞き手=椹木野衣 撮影=前康輔
- 楳図かずお略年譜 作成=高橋明彦
- 楳図かずお全300作品初出誌データ 作成=高橋明彦
- ファナティックエッセイ 穂村弘/100%ORANGE及川賢治/祖父江慎
滝田ゆう
昭和×東京下町セレナーデ
生まれ育った色街・玉の井を舞台にした漫画『寺島町奇譚』など、裏通りの庶民の日常を情感豊かに描いた珠玉の作品の数々を収録。
編集:松本品子/B5変判/128頁/2017.12発行
戦前の東京下町で色街として知られた「玉の井」を舞台にした漫画『寺島町奇譚』シリーズなど、裏通りの庶民の日常を情感豊かに描いた珠玉の作品が鮮やかに浮かび上がる。
谷口ジロー
描くよろこび
谷口ジロー45年の画業と深層に迫る決定版。原画ギャラリー、武蔵野探訪、松本大洋が語る「線」、書斎&本棚解剖、文=萩尾望都ほか
編集:コロナ・ブックス編集部/B5変判/144頁/2018.10発行
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漫画家・谷口ジローの画業とその深層に迫る決定版的一冊!!
貴重な原画ギャラリーを中心に、松本大洋スペシャルインタビューから風景描写のモチーフとなった武蔵野探訪、書斎間取り図&本棚大解剖、全作品リスト、貴重なプライベートショットまで、さまざまな視点から谷口作品の魅力を徹底解剖。特別付録に幻のデビュー作「声にならない鳥のこえ」単行本初収録!!
文=石川直樹/イラン・グェン/川上弘美/久住昌之/斎藤宣彦/鈴木基紀/関川夏央/竹中直人/寺田克也/夏目房之介/萩尾望都/原田宗典/原正人/松本大洋/夢枕獏(五十音順) - 原画ギャラリー
- chapitre1:1970-1985/chapitre2:1986-1996/chapitre3:1997-2017
- 論考
- 価値観の交差する作品 谷口ジローとフランス(イラン・グェン)/ マンガ家にしてバンド・デシネ作家―谷口ジロー(原正人)/ 谷口さんのこと(寺田克也)/ 谷口ジローはもっと評価されねばならない(夏目房之介)
- 原作者より
- エンジェル・エンジンを探すのはやめろ(原田宗典)/ 谷口ジローさんのこと(久住昌之)/ 唯一無二の漫画家(夢枕獏)/ 輪郭線を描いてくださった(川上弘美)
- 私と“谷口ジロー”
- 「遙かな町へ」映画化計画、再び(竹中直人)/ 風景そのものが語りかけてくる(萩尾望都)/ 高校生のときの出会い、そして今(石川直樹)/ [松本大洋インタビュー]谷口ジローさんは、絵も人柄もやさしい漫画家でした。
- ルポ 谷口ジローの見た武蔵野――『歩くひと』を歩く
- エッセイ 『歩くひと』谷口ジローとの二、三の思い出(関川夏央)
- 谷口ジローの本棚/ 谷口ジロー略年譜/ 谷口ジロー発表作品初出誌&単行本データ/ [特別付録]幻のデビュー作・単行本未収録作品「声にならない鳥のうた」
一条ゆかり
『有閑倶楽部』を旅する
国民的少女漫画『有閑倶楽部』。日本各地を舞台とした物語の背景にある文化・怪奇・美術など解読。一条ゆかりのインタビューも掲載。
編集:太陽の地図帖編集部/B5判/104頁/2018.12発行
少女漫画の女王・一条ゆかりの代表作にして日本漫画史上に輝く大ヒット作品の背景には、豊穣な日本文化が描かれている。
日本画、怪奇、仏像、建築、食などの専門家による徹底解説により、作品の新たな魅力にスポットを当てる。
名作「幽霊なんかこわくないの巻」で描かれた著者の故郷・岡山県の蛇様伝説のゆかりの地を訪ねるルポを敢行のほか、商業誌デビュー50周年を迎える著者へのロングインタビューも掲載。熱烈愛読者のジェーン・スー、ヤマザキマリ、瀧波ユカリが尽きせぬ作品の愛を語るエッセイも。
【担当編集者より】
一条先生の『有閑倶楽部』は、かつて「りぼん」っ娘だった私にとって、『有閑倶楽部』は、乙女チックな作品が並ぶ雑誌の中で、一味違う大人の漫画、でした。日本各地の怖い話、美術や茶道、骨董などの日本文化など、大人の世界が描かれていました。気づけば『有閑倶楽部』で学んだことがたくさんある――。この気づきが企画の出発点です。巻頭エッセイのジェーン・スーさんには、そんな気づきを見事に言語化していただいています。そうそう、あったあった!と懐かしい気持ちで本をめくっていただけたら嬉しいです。
【担当編集者より】
一条先生の『有閑倶楽部』は、かつて「りぼん」っ娘だった私にとって、『有閑倶楽部』は、乙女チックな作品が並ぶ雑誌の中で、一味違う大人の漫画、でした。日本各地の怖い話、美術や茶道、骨董などの日本文化など、大人の世界が描かれていました。気づけば『有閑倶楽部』で学んだことがたくさんある――。この気づきが企画の出発点です。巻頭エッセイのジェーン・スーさんには、そんな気づきを見事に言語化していただいています。そうそう、あったあった!と懐かしい気持ちで本をめくっていただけたら嬉しいです。
さくらももこ
『ちびまる子ちゃん』を旅する
国民的漫画『ちびまる子ちゃん』の世界を、貴重な資料や証言、美しい原画を通して、その秘密に迫る。吉本ばなな、泉麻人ほか。
©さくらプロダクション
編集:太陽の地図帖編集部/B5判/104頁/2019.12発行