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DVD

江津市石見神楽
── 第25回神楽大会 2019 全2巻 ──

江津市石見神楽――第24回神楽大会 2019 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:DNBP-058 上下各2枚合計4枚組



DVD2巻(上下巻)組/カラー/上巻:219分、下巻:266分/リージョンフリー/16:9/各片面1層
撮影:2019年11月24日(日)/撮影場所:島根県江津市 江津市総合市民センター

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石見神楽は島根県西部石見地方に伝わる伝統芸能であり、豪華絢爛な衣装や勇壮な舞、小気味良い囃子が特徴です。
諸説あるが、室町時代には既に演じられており、江津市桜江町一帯に伝わり1979年に国の需要無形民俗文化財に指定された大元神楽がその起源と言われています。
石見神楽は大別すると石見神楽の原型と言われる六調子神楽と石見人の気質に合わせ変化したテンポの早い八調子神楽に分けることができるが、その表現は地域によって微妙に異なり、またその変化は石見神楽の伝播の経路と地理的に重なり、各土地毎の神楽の違いを楽しむことができる。
1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会での「大蛇」の上演を機に広く国内外に知られることとなりました。上演される演目については神事的な儀式舞をはじめ、古事記や日本書紀などの神話を題材とした演目を中心に、各地に伝わる民話や伝説を題材として、今回は、上下巻11演目をご紹介いたします。
江津市石見神楽連絡協議会
江津市石見神楽連絡協議会は、島根県の西部、石見地方に古くから伝わる伝統的郷土芸能「石見神楽」を継承発展させていくことを目的として、平成7年に結成し、今日まで石見神楽大会をはじめ、子ども神楽体験教室の開催、駅前「パレットごうつ」における石見 神楽の定期公演など石見神楽の継承発展と地域の振興にも取り組んでいる。これまで市内の多くの企業をはじめ市民の皆さまのご支援やご協力をいただき、神楽大会も24回目を数えることとなった。今大会では、広島県より横田神楽団、浜田市より石見神代神楽上府杜中そして、後継者の育成のため市内子ども神楽団より有福温泉子ども神楽団に特別出演をしていただいた。


 江津市石見神楽 ―― 第25回神楽大会 2019 収録内容 


江津市石見神楽――第25回神楽大会 2019 上巻



江津市石見神楽――第24回神楽大会 2019 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:DNBP-1581 2枚組





江津市石見神楽――第25回神楽大会 2019 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

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Disc-1 鍾馗・八幡・岩戸



▶鍾馗 有福温泉子ども神楽団
「千早ふる荒ぶるものを払わんと出で立ちませる神ぞ貴き」中国の玄宗皇帝が病に伏している時、夜な夜な夢に疫神が現れ皇帝を苦しめていたが、鍾馗大神が茅の輪と宝剣でこの疫神を退治したという神楽。病魔退散、息災延命、家内安全を祈願する神楽である。一神一鬼の舞であるが特に重厚な舞であることから一番の花形の舞と言われている。
▶八幡 川平神楽社中
この神楽は、武勇の神、八幡宮の祭神である八幡麻呂を讃える神楽である。九州豊前の国、宇佐八幡宮に祀られている八幡麻呂が、異国から飛来して人々を殺害している第六天の悪魔王のことを聞き、自らが出向いて「神通の弓」と「方便の矢」をもって退治するという神楽である。
▶岩戸 谷住郷神楽社中
天照大御神が弟神である須佐之男命の度重なる悪業に困り、天の岩戸にお隠れになると高天原は常閤になってしまい、これにより万の災いが起った。八百万の神々は集い思案をし、天の岩の前でかがり火を焚きあげ、長鳴き鳥を鳴かせ、天の字津名の命が神遊びをすると天照大御神が岩戸をわずかに開けた。その時、手力男の命によって岩戸が押し開かれ、世の中が明るく平和になった。天照大御神の岩戸隠れの神話を神楽化したもので、古事記、日本書紀、特に古語拾遺を主軸に、天照大御神の御神徳を讃え、また祭事及び神楽の起源を語ろうとするもので、石見神楽に中でも最も神聖視されている演目である。

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  鍾馗

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  八幡

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  岩戸

Disc-2 人倫・神武・杵



▶人倫 嘉戸神楽社中
人皇第14代の帝、仲哀天皇は、異国から数万の軍勢が日本に攻めて来た時、自らが兵を従えこれを迎え撃った。この中に、塵輪という身に翼があり黒雲に乗り神通自在に国々を駆け巡って人々を殺す大悪鬼がいた。天皇が自ら「天の鹿児弓」と「天の羽々矢」をもって、この大悪鬼を打ち取るという神楽である。二神二鬼の迫力あふれる舞いが石見神楽の代表的な演目として有名。
▶神武 松原神楽社中
「はるばると ここも鞍馬の山々に 超えて大和に いざや急がん」神倭磐余彦命は、九州日向の国高千穂から良き土地を求めて海路で東へと向かい、瀬戸内・難波を経て紀伊に上陸し大和を目指した。しかし、そこへ大和の生駒地方の豪族、長髄彦の一党がおり戦いとなり大激戦の末、勝利を得た命はやがて大和地方を平定し、畝傍山の麓に都を定め神武天皇として即位する。建国の基礎を築かれた史語を神楽化したものである。
▶杵 大都神楽団
わが国の農業の起こりを説いた神楽。須佐之男命に殺された大気津比売神(おおけつひめのかみ)の体より出た五穀の種(粟、稗、麦、豆、稲)を集めて天照大御神に捧げたところ、大御神は大変喜び、人々の朝夕食べて 生き延びるものとして、植え広めるよう言う。天熊が万穀の種を授かり、村君に作り方と、桑を植え蚕を飼育するように教える。 村君はこれを人民に伝え、二人は力を合わせて鋤、鍬をもって荒野を耕し、種を植え、収穫した。そこで、新嘗祭を行うため、神禰宜を呼び、餅をつくという神楽で、五穀豊穣を祈念するものである。

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  人倫

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  神武

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  杵



江津市石見神楽――第25回神楽大会 2019 下巻



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 商品NO:DNBP-1582 2枚組




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Disc-1 日本武尊・紅葉狩・黒塚



▶日本武尊 石見神楽波子社中
「西の国 ことむけ終えて東に また出で立たす 皇子ぞかしこき」日本武尊は九州の豪族熊襲を平定した後、景行天皇の命を受け、東国の平定に向かう。途中、伊勢神宮を参拝し、伯母の大和姫より叢雲の剣と火打石の入った守り袋を授かる。一方、駿河の国ではやがて攻め来る日本武尊の軍勢を打ち滅ぼすため、兄ぎし・弟ぎしは賊首に教えを請い、謀を巡らす。兄弟は言葉巧みに日本武尊を大野へと誘い込み、八方より火を放つ。 ところが叢雲の剣が自然と抜け出て草を薙ぎ払う間に、日本武尊は守り袋の火打石で迎え、火を付け難を逃れて兄弟を退治する。この時の剣、叢雲の剣は草なぎの剣と改められ、愛知県の熱田神宮に奉納されている。
▶紅葉狩 宮乃木神楽団
平安時代、京の都を追われ信州戸隠山へと流罪となった女がいた。その名を紅葉といい、戸隠の里で心穏やかな日々を過ごしていたが、都の暮らしに思い断てなかった。生まれながらに「第六天魔王」の加護を受けていた紅葉は、身に着けた妖術により村々を荒らし財をかすめ、その手は「紅葉」の名のごとく血に染まっていた。都を離れ狩りの旅に興じ、戸隠山の錦に心を奪われ道に迷っていた中納言平維茂は、現れた一軒の山家の女主に誘われるままに紅葉狩の酒宴に杯を重ねた。維茂らが酔いつぶれるころ、女たちは黒髪を振り乱し夜叉の形相を現すと、その五体を引き裂かんととびかかるが、一命危うき時、維茂が日頃より信心する八幡大菩薩が現れ、神剣を授けた。維茂らは鬼の岩屋で戸隠の鬼女と激戦の末、見事成敗するという神楽。
▶黒塚 上津井神楽社中
この神楽は、謡曲「安達ケ原」と「殺生石」を組合わせたもので、熊野那智山の東光坊の高僧、阿闇梨祐慶大法印が剛力と修行の旅の途中、那須野ケ原を通りかかり、白面金毛九尾の悪狐が人々に害を与えていると聞き、この場から立ち去ろうとするが、悪孤に見つかり苦しめられる。法印は、何とか逃げ去ることができたが、剛力は食べられてしまう。それを知った朝廷は弓の名人三浦介、上総介を遣わし悪孤を退治する。ところが悪孤の悪念が毒石(爆石の岩)となって、那須野ケ原に残り毒気を放って人畜に害を与えていた。このことを聞いた会津示現寺の開祖、玄翁和尚が毒石を破壊し、狐の姿に戻ったところを退治する。この毒石を割るための大槌が「げんのう」呼ばれるようになったのは、このことが由来とされている。

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  日本武尊

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  紅葉狩

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  黒塚

Disc-2 大江山・大蛇



▶大江山 都治神楽社中
一条天皇の御世、丹波の国大江山千丈ヶ岳に酒呑童子という悪鬼が多くの手下を従えてたてこもり、都に出没しては女人をさらい、財宝をかすめ、悪逆非道なる行為を繰り返しては万民を苦しめていた。天皇は、武勇の誉れ高き源頼光に酒呑菫子征伐を命じる。頼光は、渡辺綱、坂田金時等四天王の面々と山伏修験者に身を変え、ついに悪鬼を退治するという神楽。
▶大蛇 有福温泉神楽団
古事記、日本書紀の神話伝説を上題とした神楽。その昔、天照大御神の弟である須佐之男命の悪行により、天照大御神は天の岩戸にお隠れになる。須佐之男命は高天原を追われ、諸国を歩くことになった。須佐之男命が出雲の国斐伊川にさしかかると、嘆き悲しむ老夫婦と姫に出会う。毎年、八岐の大蛇に娘をさらわれ残った姫(稲田姫)もやがて大蛇に取られると言う。須佐之男命は大蛇退冶のため老夫婦に毒酒をつくることを命じ、やがて現れた大蛇がこの毒酒に酔ったところを退治するという神楽。

江津市石見神楽――第25回神楽大会 2019 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

  大江山

江津市石見神楽――第25回神楽大会 2019 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

  大蛇


石見神楽は島根県西部石見地方に伝わる伝統芸能であり、豪華絢爛な衣装や勇壮な舞、小気味良い囃子を特徴とし、石見地方では秋祭りや各種イベントなど年間を通して上演される石見地方特有の神楽である。
起源については諸説あるが、室町時代には既に演じられており、江津市桜江町一帯に伝わり1979年に国の需要無形民俗文化財に指定された大元神楽がその起源と言われている。古くは神職によって奉納される神事であったが、明治時代になると、神職演舞禁止令が発せられ、神楽は神職から土地の人々に受け継がれることとなる。
神職の手を離れた事により次第に舞いは簡略化、改変され、俗的なものとなり乱れていったが、後に事態を危惧した国学者らの手により、明治・昭和と2度の神楽台本の改訂が行われ、乱れた神楽は気品を取り戻し、現代に伝えられる石見神楽の形となる。 その後1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会での「大蛇」の上演を機に広く国内外に知られることとなった。
石見神楽は大別すると、石見神楽の原型と言われる六調子神楽と石見人の気質に合わせ変化したテンポの早い八調子神楽に分けることができるが、その表現は地域によって微妙に異なり、またその変化は石見神楽の伝播の経路と地理的に重なり、各土地毎の神楽の違いを楽しむことができる。上演される演目については神事的な儀式舞をはじめ、古事記や日本書紀などの神話を題材とした演目を中心に、各地に伝わる民話や伝説を題材とした各団体のオリジナル演目を加えると50を優に超える。また、その中でも演目「岩戸」として伝えられている、天照大御神の天の岩戸隠れで「あめのうずめのみこと」が舞ったのが神楽の起源とされている。


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