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柳宗悦 ── 民藝 美しさをもとめて ──

柳宗悦|学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:BSH-142
 A4変判/160頁/発行:2021.10


柳宗悦 民藝 美しさをもとめて 内容詳細



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無名の工人たちの手によって生まれた「民藝」の美を提案した柳宗悦(1889-1961)。没後60年を記念し、日本民藝館所蔵の名品を中心に、柳の眼が見出した民藝を収録した決定版。
監修:公益財団法人 日本民藝館

▶柳宗悦 やなぎ むねよし 1889年(明治22年)3月21日~1961年(昭和36年)5月3日
民藝運動の主唱者である、美術評論家、宗教哲学者。名前はしばしば「そうえつ」と読まれ、欧文においても「Soetsu」と表記される。
東京麻布に生まれ。学習院高等科在学中に、武者小路実篤、志賀直哉らと雑誌『白樺』の発刊に参加。心霊現象、キリスト教神学などの研究や、西欧近代美術の紹介につとめる。 1913年(大正2)に東京帝国大学哲学科を卒業。このころより、イギリス・ロマン主義期の神秘的宗教詩人で画家でもあったウィリアム・ブレイクの思想に傾倒し研究を深める。ブレイクの思想は柳に大きな影響を与え、芸術と宗教に立脚する独自な柳思想の基礎ともなった。
彼は、たびたび朝鮮半島に渡り、そこの仏像や陶磁器などのすぐれた造形美術のとりことなる。 1924年(大正13)には、日本民藝館の原点とでもいうべき「朝鮮民族美術館」をソウルに開設。そこに陳列された品物をいちはやく評価し、民衆の生活に厚く交わる工芸品のなかに、驚くべき美の姿があることを発見したのであった。
民衆の暮らしのなかから生まれた美の世界。その価値を人々に紹介しようと、1925年(大正14)「民藝」という言葉を作った。翌年には、民藝品の美しさを公に展示するための「日本民藝美術館設立趣旨」を発表。また、「民藝」の理論付けとして『工藝の道』(1928年刊)をあらわして、「工芸の美は健康の美である」、「用と美が結ばれるものが工芸である」、「器に見られる美は無心の美である」、「工芸の美は伝統の美である」と説き、民藝美論の骨子を集約した。1934年(昭和9)には民藝運動の活動母体となる日本民藝協会が発足。実業家大原孫三郎氏の支援により1936年(昭和11)に日本民藝館が開設された。柳は初代館長に就任し、内外各地への調査収集の旅、そして文筆活動や展覧会活動と、以後活発な運動がここを拠点に展開されていくことになる。
晩年には、篤い信心を身につけた他力宗の平信徒・妙好人の研究に入り、他力道の深い恵みの世界をさらに探った。そして、民藝品を妙好品と呼ぶなど、物の美に即して宗教の真理を説きつつ、1961年(昭和36)、72年の生涯を閉じた。
「美とは何か」、「美はどこから生まれてくるか」を生涯問い続けてきた柳の人生は、まさに「美の行者」と呼ぶにふさわしいものであったように思われる。1957年(昭和32)には文化功労者、1960年(昭和35)には朝日文化賞を受賞。
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