「もの派」を代表する世界的なアーティスト・李禹煥。
60年代の初期作品から、彫刻の概念を変えた〈関係項〉シリーズ、最新の絵画作品を収録。
国立新美術館、兵庫県立美術館での展覧会公式図録。
著者:国立新美術館、兵庫県立美術館
李禹煥 目次
ごあいさつ
メッセージ 逢坂恵理子(国立新美術館 館長)
メッセージ 蓑豊(兵庫県立美術館 館長)
▶論考 Essays
開かれる無限 李禹煥
パリへの旅 アルフレッド・パックマン
作品の外部性
――李禹煥の世界 建畠晢(埼玉県立近代美術館館長)
▶図版 Plates
1936-1968 初期活動
1969-1972 もの派の起源と展開
1973-1979 絵画のはじまり――〈点より〉〈線より〉
1980-1999 風の時代から、照応へ
2000-2009 余白の芸術
2010-2022 開かれる無限
▶論考 Essays
見ることの身体的場性 李禹煥
李禹煥《風景》(1968年)試論
小林公(兵庫県立美術館 学芸員)
〈関係項〉について 米田尚輝(国立新美術館 主任学芸員)
●関連年表 Chronology
●資料 Reference
受賞・受章歴
主要展覧会歴
主要文献
作品リスト
李禹煥 Lee Ufan リ・ウーファン 1936年~
大韓民国慶尚南道に生まれ、日本を拠点に世界的に活動している美術家。多摩美術大学名誉教授。日本の現代美術の大きな動向である「もの派」を理論的に主導したことで有名である。個展および国際展への出品多数。代表作は『点より』『線より』シリーズ。直島に安藤忠雄とのコラボレーションによる李禹煥美術館を開館。釜山市立美術館敷地に「李禹煥ギャラリー(Space LeeUFan)」を開設している。
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