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小池一子 ── はじまりの種をみつける ──
小池一子 はじまりの種をみつける 内容詳細
クリエイティブ・ディレクターの先駆けとして、日本のファッションやアート、デザインの世界で先駆的な仕事を成し遂げてきた小池一子。 知られざる人となりと哲学を語る。
言葉をとおして人とつながり、時代の新しいをつくり続ける。クリエイティブディレクターとして、ひとりの女性として。数々の才能とともに時代と歩み続けてきた小池一子の軌跡。人生の先輩に聴く、言葉の宝物。
小池一子―はじまりの種をみつける 目次
▶鍬と聖書が育んだ情緒 ▶才気あふれるクリエイターたちと ▶衣服と美術、ものづくりの現場で ▶日本の社会で女性として生きるということ ▶はじまりの種をみつける
小池一子 こいけかずこ 1936~
日本のクリエイティブ・ディレクター、コピーライター。東京都出身。父は教育学者の矢川徳光、姉は作家、詩人、翻訳家の矢川澄子。早稲田大学文学部卒業。80年の「無印良品」の創設に携わり、以来アドバイザリー・ボードを務める。また「現代衣服の源流展」(京都国立近代美術館、1975)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「少女都市」(2000)、「横尾忠則十和田ロマン展POPITALL」(十和田市現代美術館、2017)などの展覧会の企画、ディレクションを行う。
1976年、編集・デザイン・美術展企画を行う「株式会社キチン」を創設。
1983年に日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、内藤礼、森村泰昌、大竹伸朗、杉本博司など多くの現代美術作家を国内外に紹介した(–2000)。
訳書に『アイリーン・グレイ』(みすず書房、2017)、編著書に『田中一光とデザインの前後左右』(FOIL、2012)、『イッセイさんはどこから来たの?三宅一生の人と仕事』(HeHe、2017)など。武蔵野美術大学名誉教授。