BOOK
ゲニウスロキ ── 土地の記憶 ──
ゲニウスロキ 内容詳細
新国立競技場の建築の変遷を写真におさめ、デジタルと伝統的な日本画の技法を行き来して地霊(ゲニウス・ロキ)が宿る土地の記憶をテーマに新しい形態を試みた作品集。
寄稿=隈研吾、鈴木理策、河野元昭、高橋明也、松本透
記憶
記憶の所在―――平野淳子の画像 松本透/長野県立美術館館長
平野淳子経歴
作品リスト
記憶の所在―――平野淳子の画像 松本透/長野県立美術館館長
平野淳子経歴
作品リスト
ゲニウス・ロキ genius loci
地霊。ラテン語のゲニウス (守護霊) とロキ (場所・土地) を合わせた言葉。どの土地 (場所) にもそれぞれ特有の霊があるから、その霊の力に逆らわず建物を建て、地域開発をすべきだという考え方で、18世紀のイギリスで生れた。
蛇の姿で描かれることが多い。欧米での現代的用法では、「土地の雰囲気」や「土地柄」を意味し、守護精霊を指すことは少ない。 その土地の風土、固有の歴史などを十分に尊重することが、すぐれた景観を生むという思想。