毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。
昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。
茨木のり子、串田孫一、植草甚一、織田作之助、池波正太郎、林芙美子…
珈琲の香りただよう。
作家と珈琲 目次
1. 珈琲のある風景
食卓に珈琲の匂い流れ(茨木のり子) 珈琲の木(小沼丹) ほか
2. 珈琲一杯の時間
山旅と珈琲(串田孫一) タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。(片岡義男) ほか
3. 喫茶店よ永遠に
喫茶店で本を読んでいるかい(植草甚一) コーヒー色の回想。(赤川次郎) ほか
4. わたしの珈琲作法
“コーヒー道”のウラおもて(安岡章太郎) 下町の“コーヒー”(池波正太郎) ほか
5. 珈琲見聞録
「小倉から下関への渡航と下関滞在」より(シーボルト(斎藤信訳)) 珈琲店、酒肆及び倶楽部(夏目漱石) ほか
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