空想と夢がひろがる風景の中に、季節ごとの光や温度や風の流れをふくんで見るものを惹きこむ。独特の世界観で世界的に評価される絵本作家・谷内こうたの未公開作品を含め全貌を伝える愛蔵版。
著者:谷内こうた/監修:ちひろ美術館
谷内こうた もくじ
▶絵本と出会う
▶ヨーロッパへ
▶ノルマンディーⅠ
▶ノルマンディーⅡ
◆インタビュー
風景の中に自分を置く 谷内こうた
▶タブローとイラストレーション
▶風のゆくえ 谷内富代
●谷内こうた年譜 ●ブックリスト
●作品リスト
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絵本と出会う
「子どもの本の絵をやったらどうだ?」
と言ったのは叔父の谷内六郎だった。
自分なりに描いた絵本の絵を携えて出版社へ。
そこで見た何冊かの絵本から、
「自分の気持ちに素直に描けばいいんだ」
ということを教わった。
谷内こうた たにうち こうた 1947年10月1日~2019年7月2日
日本の画家、絵本作家。神奈川県川崎市生まれ。本名鋼太。1965年、明星学園高等学校卒業。叔父の谷内六郎の勧めで絵本を描きはじめる。1969年『おじいさんのばいおりん』を出版。 1971年『なつのあさ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。1983年「かぜのでんしゃ」で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。以後、BIB金のりんご賞など数多く受賞。1990年代には叔父六郎も担当した『週刊新潮』の表紙絵も手掛けた。1983年にフランス・ルーアンに移住。2019年7月2日、ルーアンで脳出血のため死去。
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