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DVD

石見神楽 ── 東京公演 2018 全3巻 ──

石見神楽――東京公演 2018 | 学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:DNBP-055 3巻組



著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会/制作:石見工房/DVD3巻組/カラー/320分/リージョンフリー/16:9/各片面1層
撮影:2018年4月14日(土)/撮影場所:東京都足立区千住 シアター1010

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 石見神楽 ―― 東京公演 2018 収録内容 

石見神楽は、かつては奉納神楽で舞われるだけでしたが、現在は週末ともなると、石見地方のあちらこちらで上演されるようになりました。
多くの地域伝統芸能の衰退が叫ばれる中、石見神楽は、まさに現代に生き生きと息づき進化をとげているのです。
一方、石見地方は過疎や高齢化が進み、人々の暮らしは厳しい状況にあります。そういうなかで「神楽があるから地元に残る」「神楽に魅せられて石見に移住する」といった人々の存在があります。彼ら多くの若者は、地域の担い手として神楽の舞人として、石見の地にどっしりと根を張り、過疎に苦しむ人々と共に今を生きています。石見を愛し、神楽をこよなく愛する亀山社中の舞を、ホール公演ならではの演出とともにお楽しみください。
そういうなかで「神楽があるから地元に残る」「神楽に魅せられて石見に移住する」といった人々の存在があります。 彼ら多くの若者は、地域の担い手として神楽の舞人として、石見の地にどっしりと根を張り、過疎に苦しむ人々と共に今を生きています。 石見を愛し、神楽をこよなく愛する亀山社中の舞を、ホール公演ならではの演出とともにお楽しみください。
出演:石見神楽亀山社中
石見神楽亀山社中は、島根県西部に伝承される八調子神楽を継承し、発足19年になる若い社中です。これまで石見神楽亀山社中としての土台を固めるために、前を見つめてひたすら精進してきましたが、発足以来、ずっと心の拠りどころとしてきたのは、社中理念である「温故知新」 の精神にこそあると言えます。伝統芸能のなかにある、時代を超えて受け継がれた本物だけが持つ力を信じ、 敬神感を忘れずに厳しい練習を重ねる日々です。亀山社中は、神社での奉納を基本としつつ、地域でのイベントやホールでの公演にも出演することで、地域住民や石見神楽ファンの皆様に喜んでいただいていると自負しております。社中員は、10代から70代までの幅広い年代にわたり、それぞれ学校や仕事を終えてから週2回の練習に駆けつけます。幼い頃から神楽に親しみ、 舞や奏楽の技を磨いてきた子ども達も、今では最年少が高校生になるまでに成長しました。最初の演目、厳かで静寂に張りつめた空気のなかでの儀式舞。鬼や大蛇が登場し石見神楽特有の軽快さ、豪快さを表現する能舞さらに古くから舞われている「頼政」においては、社中独自のアレンジで筋を再構築した、独特の世界をご覧いただけると思います。

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Disc-1 四剣・五條橋・恵比須・五神



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  四剣(しけん)
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  五條橋
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  恵比須
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  五神(ごじん)
▶四剣 
一名「笠」とも言う4人舞。狩衣姿で弊櫛の無い小さい幣と輪鈴、扇を採物として舞う。始めの手・中の手・三の手と歌・舞・囃子が変化する複雑な舞で、狩衣の袖をひるがえして舞う姿が大変美しい神楽である。
▶五條橋 
出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上でー戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。
▶恵美須 
島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第ーの皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である。
▶五神 
国常立王の子である春夏秋冬・東西南北を司る四神の間に、それを不満とする国常立王の末子である埴安大王の使いが現れ、四神と問答を交わす。所領を受け渡さない四神に対して埴安大王は怒り一大決戦となるが、決戦の真っ只中に式部の老人が現れ戦いを鎮め、埴安大王には中央を治めさせ、所領を均等に5分割する。夜明け舞の最後、「大蛇」の後に奉納される舞で「五郎の王子」ともいいます。農民の知識、哲学、倫理観、天文、暦数の説明、陰陽五行説からくる世界観、倫理道徳の教訓、神道、儒教、仏教の哲理までがよく整理されたもので石見神楽の中の最大の長編演目である。


Disc-2 鈴神楽・道返し・大蛇



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  鈴神楽
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  道返し
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  大蛇
▶鈴神楽 
鈴神楽は、神楽の始まりの舞として神前で行う神事の中で、宮司の祝詞奏上の後に舞われることが多く、奉納神楽の最初に舞われる舞で、烏帽子・狩衣を着け、手には神楽鈴と扇を持って舞う。
▶道返し 
常陸の国、鹿島神宮(茨城県鹿島町)の祭神である武甕槌命が、世界各地を荒し廻った大魔王を降伏させる神楽。神と鬼が幕を挟んでの言葉の戦いで始まり立ち合いとなるが、激闘の末に鬼は敗れて降参する。鬼は人を食い物とするのをやめ、九州高千穂ヘと赴き稲作に従事することとなる。石見神楽では珍しく鬼が降参し、許されるという形で終わるこの演目は、鬼を殺さずに道の途中から返すので道返しという。
▶大蛇 
自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として世界に招聘されている。


Disc-3 日本武尊・八衢・頼政 カーテンコール/フォトムービー



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  日本武尊(やまとたける)
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  八衢(やちまた)
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  頼政
▶日本武尊 
日本武尊の東夷征伐の神楽。九州の豪族熊襲を平らげた日本武尊は、父、景行天皇に報告するが、次は東の国を平定するよう命ぜられ、すぐに東国へ出発する。途中で伊勢の宮に参拝し、叔母君大和姫に会い「天の村雲の宝剣」を授かることとなる。駿河の国に住む兄ぎし、弟ぎしたちは、天皇の命令に従わないので征伐されると聞き兄弟を呼び集めるが、日本武尊を討つ方法を思いつかないため賊首に教えを請い、[この野には、人々に害を与える大鹿がいる。」と大鹿退治を頼み、尊をあざむく。尊が大野に入ったところを、八方より火をつけ焼き殺そうとするが、尊の宝剣が自然と抜け出て、草をなぎ払い守袋の中の火打ち石で迎え火をつけて難をのがれ、兄弟たちは退治されてしまう。この時、尊は「天の村雲の宝剣」の名を「草薙の剣」と改称した。
▶八衢 
天孫降臨の神話を神楽化したもので、八衝とは天上での天降りの途中で、道が多方面に分かれた所を指している。天孫邇々芸命が天降りされようとするとき、道をふさぐ神があったので、天宇津女命に問わせると猿田彦命で、天孫を先導するために出迎えに来たと言う。問答の末、猿田彦命は天宇津女命より広矛を受け、天降りを先導し、筑紫の日向の高千穂にと天孫を誘う。大国主命の国譲りに続く物語。猿田彦(佐太の大神)は、これによって、道しるべの神として奉られている。
▶頼政 
平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて、夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事、怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。


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