BOOK
芳年 ── 月岡芳年 ──
最後の天才浮世絵師の幻想の美。学習と教育を支援する通販会社 YTT Net
多彩な画業を紹介する最高の決定版!
月岡芳年(つきおかよしとし) 天保10(1839)~明治25(1892)
幕末から明治中期の浮世絵師。本名月岡米次郎。
12歳の頃、歌川国芳に入門、芳年と名のる。一魁斎(いっかいさい)、玉桜楼(ぎょくおうろう)とも号す。
1873年以後、大蘇芳年を名のり、新画風を拓いた。
明治浮世絵界の泰斗として錦絵ばかりでなく、新聞挿絵にも活躍した。
12歳の頃、歌川国芳に入門、芳年と名のる。一魁斎(いっかいさい)、玉桜楼(ぎょくおうろう)とも号す。
1873年以後、大蘇芳年を名のり、新画風を拓いた。
明治浮世絵界の泰斗として錦絵ばかりでなく、新聞挿絵にも活躍した。
画集「芳年」の特色
- 豪華な特別付録
大判三枚続・横二枚続の作品が観音頁に開く超ワイド画面の装丁。 - 絵師の代表作を網羅
多彩なジャンルの作品群により芳年の全貌を見渡す。約330点余の名品を収録。 - みずみずしく鮮やかな色彩
本書では初摺の完品を可能な限り厳選して収録。デジタル技術により最高の状態の作品を実物に近い色で美しい画質に再現。 - 初公開の作品を掲載
これまで公開されていなかった初紹介の稀覯作品も収録。 - 緻密な芳年研究の成果
芳年の画業を総覧する作品目録を付す。
鮮烈かつ細密、臨場感あふれる芳年の世界
芳年の生きた時代は、まさに激動の幕末、明治という時代であった。
消えていく江戸の残照を慈しみながら、新しい時代の絵を追求し続けた、最後の浮世絵師であると同時に、現代のイラストレーションに繋がる作品を生み出した進取の絵師でもある。
没後、1世紀余りを経ても、なお、斬新な魅力を放つ芳年。
これまで、一部の作品に偏った取り上げられ方の多かった芳年であるが、今ここに初期から晩年まで、芳年の画業全体を見渡し、その多様な魅力を探る。
目次
[図版編]
初期の諸相/江戸から明治へ~一魁斎の時代/大蘇の時代/明治の世相/戯画/円熟期の揃物/美人画/役者絵/肉筆画/版本・挿絵
[資料編]
図版解説/総説/芳年錦絵作品一覧/図版目録/年表/主要参考文献/あとがき