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> アナキズム美術史 日本の前衛芸術と社会思想
BOOK
アナキズム美術史
── 日本の前衛芸術と社会思想 ──
商品NO:
BSH-902
四六判/480ページ/発行:2023.8
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アナキズム美術史
日本の前衛芸術と社会思想
内容詳細
大正時代の新興美術運動、プロレタリア美術、占領期の美術動向から1950年代の伝統論争まで、前衛芸術の歴史を豊富な図版とともに概観する日本近代美術史の野心作!
著者:足立元
目次
アナキズム美術史 日本の前衛芸術と社会思想
序
近代日本の前衛芸術と社会思想
はじめに
「爆発」の系譜とアナキズム
共産主義の台頭とアナキズムの伏流
ファシズムにおける前衛芸術の可能性
第一章
大逆事件と美術
── 小川芋銭の漫画から
明治国家の終わりと一つの始まり
美術史、社会思想史、漫画史の重なるところ
明治期社会主義誌と美術家
初期漫画作品
俳画への関心
坩堝としてのアール・ヌーヴォー
大逆事件による挫折とその後
第二章
大正アナキズムの芸術運動
── 望月桂と黒耀会の人々
前衛芸術のもう一つの源流
忘れられていた黒耀会
望月桂の生い立ちと平民美術研究会
「異色」揃いの黒耀会
黒耀会の演劇と機関誌
「革命」としての黒耀会展
世間からも認知されはじめた展覧会
民衆芸術展へ
出品作にみる「混交さ」
大杉栄の死と《死刑判決》
望月桂と黒耀会の今日的意義
第三章
三科をめぐる革命のヴィジョン
大正期新興美術運動における「心」の問題
爆弾の造形、爆発のメタファー
三科の結成と分裂 ── 革命のヴィジョンの諸相
木下秀一郎
── アナキズム的自由連合を目指して
大浦周蔵
── 共産主義を奉じつつマヴォと確執
村山知義
── 美術から建築、そして階級闘争へ
岡田龍夫
── アナキズムも共産主義も破壊
岡本唐貴
── アナキズム、ニヒリズムからボルシェビズムへ
柳瀬正夢
── アナ・ボルの止揚からボルへ
横山弘三
── 革命のヴィジョンの変質を見抜いた無欲
曖昧なイデオロギーから生じるもの
第四章
プロレタリア美術とエロ・グロ・ナンセンス
周縁=境界にある漫画
プロレタリア美術運動内部のエロ・グロ・ナンセンス
プロレタリア美術を利用した梅原北明
プロレタリア美術にはまり込んだ下田憲一郎
崇高なイデオロギーと変態的な欲望
第五章
反シュルレアリスムの美学
── 『原理日本』に見る前衛芸術弾圧の思想的背景
「前衛」の登場と撤退
シュルレアリスム弾圧再考
ファシズムの美学 ── 『原理日本』と田代二見
皇国主義的日本美術史観
反グロテスク、和歌の生命主義
超「個性」主義の帰趨
第六章
大東亜のモダニズム建築
前衛芸術とファシズムの建築
帝冠様式/様式としてのモダニズム
帝冠様式と丹下健三の戦犯化・戦犯解除
新様式の新しさ ── 《大東亜建設記念営造計画》
新様式の現実化 ── 《在盤谷日本文化会館計画》
「大東亜建築様式」を求める議論
対西欧としての「大東亜」
「大東亜」イデオロギーにおけるユートピアの創造
第七章
占領期の前衛芸術をめぐる統制と分裂
禁忌されてきた占領期
三つの問題設定
表現の統制 ── 描かれなかったものと例外的作品
占領軍資料から見る前衛芸術への監視
引き裂かれた前衛芸術 ── 占領期の前衛美術会をめぐって
冷戦の新たな前線へ
第八章
1950年代の前衛芸術における伝統論争
「日本」再テーマ化
建築と美術の伝統論争
イサム・ノグチ旋風
ノグチの日本美術観から伝統論争へ
ノグチをめぐる言説と作品
主役の交代へ
伝統論争の収束とそれが残したもの
第九章
前衛の遺伝子
原理のモデル構造として
第十章
超克と回帰
── プロレタリア美術運動から日本美術会へ
なぜ日本美術会は現代アートにならなかったのか
プロレタリア美術運動の超克
プロレタリア美術運動の回帰
アートの未来と内田巌の再評価に向けて
第十一章
前衛のアポトーシス 政治 ─ 芸術の消滅と転生
「前衛」と「美術」のダイアグラム
ダイアグラムに入るもの
ダイアグラムの力学
「前衛」の死と不在、そして儚さ
「前衛芸術につかれました」 針生一郎 1945~60年代
「不在の前衛と前衛の不在」 宮川淳 1960年代後半
奇想の「前衛」美術史 1970~80年代
「前衛」の重みのちがい 1990年代
生きていた「前衛」 2000年代
「政治性・社会性」こそが芸術 2010年代~2022年
結
註
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