オーロラ、雪どけ、白夜、吹雪――6年間、共に旅を続け撮影されたグリズリー(ハイイログマ)の親子と大自然の姿。
生涯、野生の視点から動物を追い続けた写真家・星野道夫の第一作。
著者:星野道夫
星野道夫 ほしの みちお 1952年(昭和27年)9月27日から1996年(平成8年)8月8日
写真家、探検家、詩人。千葉県市川市出身。星野道夫は学生の頃から北方の自然に憧れを抱いていた。19歳のある日、古書店で出会った海外の写真集「ALASKA(ナショナル・ジオグラフィック・ソサエティ刊)」に掲載されたエスキモーの村「シシュマレフ」の航空写真に強く魅せられ、住所も分からない村の村長宛に手紙を書く。
半年後に届いた返事をきっかけにアラスカに渡り、念願の「シシュマレフ村」でひと夏を過ごす。この村での経験が後に写真家の道を選び、アラスカへ渡ることにつながった。以降、極北の自然とそこに生きる野生動物や人々の暮らしを取材しながら、時代とともに変わりゆくアラスカを写真と文章で記録していった。作品は「アニマ」「週刊朝日」「マザーネイチャーズ」「シンラ」「家庭画報」「たくさんのふしぎ」などの多くの国内誌や、「National Geographic」「Audubon」などの海外誌にも発表された。急逝後も、著作の一部は英語のほか、韓国語、中国語にも翻訳され、海外でも広く読まれている。国内でも小・中・高等学校の教科書に作品が掲載され、次世代へと読み継がれている。
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