BOOK
日本の住宅100年
── 語り継ぎたい、わたしの「家」の話 ──
── 語り継ぎたい、わたしの「家」の話 ──
「住宅」は誰のものなのか?
はじめは一人の思いから始まったのかもしれない。
しかし、それをかたちにする建築家、そこで人生を育む家族がいて、やがてその思いは、社会や歴史へと受け継がれてゆく――。
大正末年から現在まで、「日本の住宅100年」を通覧しながら、さまざまな「家」と「わたし」の豊かな物語を繙いてゆく。
はじめは一人の思いから始まったのかもしれない。
しかし、それをかたちにする建築家、そこで人生を育む家族がいて、やがてその思いは、社会や歴史へと受け継がれてゆく――。
大正末年から現在まで、「日本の住宅100年」を通覧しながら、さまざまな「家」と「わたし」の豊かな物語を繙いてゆく。
日本の住宅100年 語り継ぎたい、わたしの「家」の話 内容詳細
▶巻頭特集
藤井厚二が手がけた昭和初期のモダン住宅「八木邸」
藤井厚二に学ぶ「日本の住宅」という思想 文=松隈章
▶巻頭エッセイ 家の思い出、思い出の家―――
藤井厚二に学ぶ「日本の住宅」という思想 文=松隈章
布施英利 「バラバラから回復する心の聖堂。」
森田真生 「家を守ることは、記憶を守ることである。」
樋口直哉 「はじまりのキッチンとホタテのクリームソース。」
森田真生 「家を守ることは、記憶を守ることである。」
樋口直哉 「はじまりのキッチンとホタテのクリームソース。」
▶日本の住宅クロニクル1924-2005
選・文=倉方俊輔
選・文=倉方俊輔
Ⅰ 戦前篇 和洋折衷と個人住宅の始まり
岡田信一郎「鳩山一郎邸」/藤井厚二「聴竹居」/土浦亀城「土浦亀城邸」/前川國男「前川國男邸」
Ⅱ 50年代篇
住宅不足と戦後のスタンダードをつくる建築家の試み
清家清「私の家」/アントニン・レーモンド「カニングハム邸」/吉阪隆正「浦邸」/菊竹清訓「スカイハウス」
岡田信一郎「鳩山一郎邸」/藤井厚二「聴竹居」/土浦亀城「土浦亀城邸」/前川國男「前川國男邸」
Ⅱ 50年代篇
住宅不足と戦後のスタンダードをつくる建築家の試み
清家清「私の家」/アントニン・レーモンド「カニングハム邸」/吉阪隆正「浦邸」/菊竹清訓「スカイハウス」
Ⅲ 60年代篇
経済成長と多様化した住み手が生む名作住宅の時代
吉村順三「軽井沢の山荘」/篠原一男「白の家」/東孝光「塔の家」/鈴木惇「細谷邸」
Ⅳ 70年代篇
常識を覆す社会への批評と内向する住宅
毛綱毅鋼「反住器」/原広司「原邸」/安藤忠雄「住吉の長屋」/坂本一成「代田の町家」
経済成長と多様化した住み手が生む名作住宅の時代
吉村順三「軽井沢の山荘」/篠原一男「白の家」/東孝光「塔の家」/鈴木惇「細谷邸」
Ⅳ 70年代篇
常識を覆す社会への批評と内向する住宅
毛綱毅鋼「反住器」/原広司「原邸」/安藤忠雄「住吉の長屋」/坂本一成「代田の町家」
Ⅴ 80年代篇
商品化する戸建て住宅からの軽やかな開放
石井修「目神山の家5」/伊東豊雄「シルバーハット」/高松伸「修学院の家Ⅱ」/山本理顕「HAMLET」
Ⅵ 90年代篇
バブル崩壊による自然環境への愛着と小住宅の再評価
野沢正光「相模原の住宅」/難波和彦「箱の家1」/藤森照信「ニラハウス」/アトリエ・ワン「ミニハウス」
商品化する戸建て住宅からの軽やかな開放
石井修「目神山の家5」/伊東豊雄「シルバーハット」/高松伸「修学院の家Ⅱ」/山本理顕「HAMLET」
Ⅵ 90年代篇
バブル崩壊による自然環境への愛着と小住宅の再評価
野沢正光「相模原の住宅」/難波和彦「箱の家1」/藤森照信「ニラハウス」/アトリエ・ワン「ミニハウス」
Ⅶ 2000年代篇
住まいの枠を超え、時代の思想に形を与える建築的な実験へ
手塚貴晴+手塚由比「屋根の家」/妹島和世「梅林の家」/西沢立衛「森山邸」/藤本壮介「T house」
住まいの枠を超え、時代の思想に形を与える建築的な実験へ
手塚貴晴+手塚由比「屋根の家」/妹島和世「梅林の家」/西沢立衛「森山邸」/藤本壮介「T house」
▶語り継ぎたい、わたしの「家」の話
①尾﨑行雄邸保存プロジェクト
世田谷イチ古い洋館のゆくえ
漫画家・山下和美、笹生那実
寄稿=しまお・まほ
「ずっとそこに、ひっそりと建っている」
②「私たちの家」から「小石川の住宅」へ
建築家の正当なる継承
建築家・安田幸一
③「塔の家」の今と、これから
建築家・東利恵
世田谷イチ古い洋館のゆくえ
漫画家・山下和美、笹生那実
寄稿=しまお・まほ
「ずっとそこに、ひっそりと建っている」
②「私たちの家」から「小石川の住宅」へ
建築家の正当なる継承
建築家・安田幸一
③「塔の家」の今と、これから
建築家・東利恵
④「永遠の現在」を刻み続ける
プーライエの50年
建築家・鯨井勇
⑤スミレアオイハウスが、「9坪の宿」になるまで
建主・萩原修、葵
⑥料理と建築
料理研究家・土井善晴
▶特別寄稿
プーライエの50年
建築家・鯨井勇
⑤スミレアオイハウスが、「9坪の宿」になるまで
建主・萩原修、葵
⑥料理と建築
料理研究家・土井善晴
清家清「私の家」再読 文=植田実
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