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近世 本と出版 ── 全2巻 ──
近世の本屋は、新刊本の版元であるより、むしろ古本の取扱いを経営基盤とした。
そのシステムが浸透、販路が拡大すると、それに関わる本屋から学派まで、教育から統制までの多様な利害関心を紐解く。
そのシステムが浸透、販路が拡大すると、それに関わる本屋から学派まで、教育から統制までの多様な利害関心を紐解く。
・江戸の古本屋 近世書肆のしごと ・出版と流通
近世 本と出版 全2巻 詳細内容
江戸の古本屋
近世書肆のしごと
近世に始まった本屋は、新刊本の版元であるばかりでなく、むしろ古本の取り扱いを経営基盤とした。多様な史料から、仲間組織、商習慣など本を商う実態とその本質をとらえる。
著者:橋口侯之介/四六判/336頁/2018.12発行
出版と流通
近世、本をつくり売り(貸し)広めるシステムができて以降、版元や書商、教団や学派、教育また統制など、このしくみに多様な利害関心をもって参入する、多彩なファクター。
編集:横田冬彦/四六判/352頁/2016.10発行