東大仏文科卒業後、劇団四季の女優となり、その後詩人に。
透明でみずみずしい言葉と圧倒的カリスマ性で現代詩をリードし、愛のために歌い続けた ―― その作品と生涯をビジュアルで紹介。
詩人 吉原幸子 目次
▶巻頭誌 まるのままの魂
谷川俊太郎
▶第1章 詩人・吉原幸子ができるまで
▶第2章 詩集より
●幼年連祷 ●夏の墓 ●オンディーヌ ●昼顔 …ほか
▶第3章 「ラ・メール」の時代
▶第4章 舞台・朗読・合唱
吉原幸子 よしはら さちこ 1932年6月28日~2002年11月28日
日本の詩人。東大仏文科卒。劇団四季で主役を演じたがすぐに退団。詩作に転じ、第一詩集『幼年連祷』(1964年)で室生犀星詩人賞、『オンディーヌ』(1972年)と『昼顔』(1973年)で高見順賞受賞。さめた感性で愛をうたう。「歴程」同人。