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BOOK

豊臣秀吉の苦悩 ── 全2巻 ──

豊臣秀吉の苦悩|学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:BSH-765
 2冊/四六判/284,292頁
 発行:2017.7,2018.3


死してなお、秀吉は悩みつづける――。
文禄・慶長の役ののち、ポスト秀吉を巡って露わになった日本国独立の問題。
後陽成天皇・秀頼・家康らの思惑が“一致”した時、神号「豊国大明神」はある切実な事情を託されていた。
そして、大坂の陣に至る羽柴家内部の抗争に続くのである。



豊臣秀吉の苦悩 全2巻 内容詳細




 羽柴家崩壊 茶々と片桐且元の懊悩

羽柴家崩壊|学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

片桐且元宛の茶々の書状群。
関ヶ原後の羽柴家の立場、新たな「天下人」家康との関係、大坂の陣に至る羽柴家内部の抗争について。
こんな茶々は見たくなかった――。
想いは一つだった家長と家臣。
羽柴(豊臣)家存続の願いは、どこですれ違ったのか。
著者:黒田基樹/四六判/284頁/発行:2017.7

▶第1章
関ヶ原合戦以前の茶々と且元 茶々の呼称について/秀吉の妻になるまで/秀吉の妻から秀頼の母へ/秀吉時代の片桐且元/茶々・秀頼から且元への文書群/茶々・秀頼からの七通の文書/文書を伝えた片桐家の思惑
▶第2章
関ヶ原合戦後の茶々・秀頼の立場 徳川家康の政権執政への復帰/合戦後の茶々の行動/政権運営の在り方の変化/家康、領知宛行権を掌握/羽柴家譜代大名にとっての秀頼の立場/「公儀」と羽柴家の分離/家康、官位執奏権を掌握/家康、羽柴家と距離をおく/家康、政権本拠を伏見に移す/伊達政宗の観測/家康、将軍任官を計画/家康、敵対大名を降参させる
▶第3章
且元を頼りにする茶々茶々の「気鬱」/茶々から且元への消息──消息①/年代の推定──消息①/茶々、且元の身上を心配する/茶々、且元に秀頼の親代わりを頼む/対応の遅い茶々/茶々から且元への消息──消息②/年代の推定──消息②/家康への取り成しを願う/「難儀」の「申し事」/且元への信頼/再び茶々の気鬱/その後の秀頼/羽柴家の存在をどうみるか
▶第4章
茶々・秀頼と且元の対立 大坂の陣の引き金/且元が示した三ヶ条の衝撃 9月18日/且元成敗の意見 9月18~19日/且元に対抗する大野治長/且元、家中に奉書を出す 9月20日/織田常真から連絡届く 9月23日未明/且元襲撃を懸念する常真/且元、出仕を取り止める 9月23日/織田頼長、幕府との抗戦を望む/信頼と疑念に揺れる茶々と秀頼 9月23~25日/茶々の発言力、家臣の本音
▶第5章
茶々・秀頼から且元への説得 秀頼から且元への書状──文書③ 9月25日/茶々から且元への消息──文書⑤ 9月25日(日付は26日付け)/茶々から且元への起請文──文書⑥ 9月25日(日付は26日付け)/且元からの返事、武装する片桐・織田家臣 9月25日夜/秀頼、二度目の書状──文書④ 9月25日夜/家臣の疑問再び。茶々の政治的力量/且元への警戒拡大。双方とも軍勢引かず 9月26日深夜/秀頼の有力家臣、片桐貞隆/抗戦姿勢を見せる且元側 9月26日/茶々の怒り。軍勢退去へ 9月27日/茶々から且元への条書──文書⑦ 9月27日/茶々と且元、それぞれの真意
▶第6章
茶々・秀頼と且元の決裂 且元、城外の下屋敷に退去する 9月27日/絶大だった且元の権力/織田有楽・大野治長からの人質/織田常真の大坂退去 9月27日払暁/茶々・秀頼を見捨てる織田家一族/有力家臣らにも見限られる羽柴家/開戦必至。秀頼、弁明を試みる 9月28日/家康激怒。幕府方の判断は「戦争になる」 9月25日~10月1日/大坂城の武装開始 9月29日頃/高台院寧々の想いは空しく 9月29日/且元・貞隆の大坂退去 10月1日/幕府方へ弁明する織田有楽/家康、且元に大坂城攻めを伝える 10月1~5日/茶々と且元の訣別/茶々・秀頼そして且元の死去 慶長20年5月

著者:黒田基樹 くろだ・もとき
1965年東京都生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授。著書に『百姓からみた戦国大名』(ちくま新書)、『戦国大名北条氏の領国支配』(岩田書院)、『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房)、『戦国大名――政策・統治・戦争』(平凡社新書)、『羽柴を名乗った人々』(角川選書)、編著に『関東管領上杉氏』(戎光祥出版)、『北条氏年表』(高志書院)、監修に『戦国大名』(平凡社別冊太陽)などがある。



 豊国大明神の誕生 変えられた秀吉の遺言

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死してなお、秀吉は悩みつづける――。
文禄・慶長の役ののち、ポスト秀吉を巡って露わになった日本国独立の問題。
後陽成天皇・秀頼・家康らの思惑が“一致”した時、神号「豊国大明神」はある切実な事情を託されていた。
著者:野村玄/四六判/292頁/発行:2018.3
慶長3年の秀吉死後、贈られた神号は遺言と違い、改変されたという。
秀吉の神格をめぐる歴史的意味の変遷について最新研究から迫る

▶はじめに――豊臣秀吉は最期に何を想ったのか
▶第1章 豊臣秀吉の遺体の出土・損壊とその背景
豊臣秀吉の三百年祭を目前にした衝撃/明治新政府と豊国神社・豊国廟/寛文期までに盗掘されていた秀吉の墳墓/江戸幕府と豊国社・豊国大明神
▶第2章 豊臣秀吉の遺言とその奏上
さまざまな秀吉の遺言/フランシスコ・パシオとジョアン・ロドゥリーゲスの証言/秀吉にとって神とは何か/秀吉の最期/新八幡としての神格化計画と遺言奏上
▶第3章 秀吉の遺言変更と豊国大明神
遺言奏上の時期をめぐる政治的意味/アレシャンドゥロ・ヴァリニャーノによる新八幡批判/豊国大明神の誕生/豊国社の景観
▶第4章 秀吉の遺言を改変した者たちのねらい
誰が秀吉の遺言を改変したのか/北政所(高台院)の行動の意味/豊国大明神という神格の二面性/秀吉による中国大陸・朝鮮半島出兵計画の告白/日本勢の朝鮮半島上陸と漢城陥落/後陽成天皇の北京行幸計画と戦争への関与/戦局の悪化に伴う講和への動きと後陽成天皇/秀吉の日本国王冊封の動きと後陽成天皇/冊封使の逃亡と万暦帝の勅諭・誥命/日本国王豊臣秀吉と右都督徳川家康らの冠服/後陽成天皇にとっての豊国大明神/豊臣秀頼が豊国大明神号を許容できた理由/豊国大明神号創出をめぐる徳川家康の判断
▶第5章 その後の徳川家康と豊国大明神
徳川家康の大坂城西之丸への入城/伏見城落城・関ヶ原合戦と豊国大明神/大坂豊国大明神の勧請/大仏鐘銘事件の展開/豊臣家滅亡後の豊国社・豊国大明神
▶おわりに


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新元号「令和」が決定するに当たって参考にされた「万葉集」より6~7首を取り上げ、中西先生による歌の詠みと解説、その歌が生まれた土地の風土や歴史についての先生の語りを収録。


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