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平安貴族 ── 全2巻 ──
源氏物語の舞台ともなり、千年以上も続いた貴族の世界。
生活・政治のあり方、太政大臣・女院・里内裏の変遷など、その実態を解明。
また貴族の装束にも着目し、その文様をも解説。
生活・政治のあり方、太政大臣・女院・里内裏の変遷など、その実態を解明。
また貴族の装束にも着目し、その文様をも解説。
平安貴族 全2巻 内容詳細
平安貴族
源氏物語の舞台ともなり、千年以上も続いた貴族の世界。生活・政治のあり方、太政大臣・女院・里内裏の変遷など、その実態を解明。
著者:橋本義彦/B6変判/312頁/2020.5発行
源氏物語からさぐる平安貴族の生活とくらし、藤原北家の躍進のきっかけとなった“薬子の変”、摂関政権と院政政権の成立過程とその構造、太政大臣・女院・里内裏などの諸制度の沿革と変遷。一面的に描かれていた歴史像に異論を投げかけ、歴史的事実をさまざまな史料から読み解く、貴族社会の歴史を論ずる。
1.“薬子の変”私考/貴族政権の政治構造
2.太政大臣沿革考/女院の意義と沿革/里内裏沿革考/院宮分国と知行国再論
3.“名字”雑考―皇子女の命名を中心として/女帝と摂政/蔵人五位と五位蔵人/古記録誤写誤読/古記録と古天文学
平安貴族 目次
1.“薬子の変”私考/貴族政権の政治構造
2.太政大臣沿革考/女院の意義と沿革/里内裏沿革考/院宮分国と知行国再論
3.“名字”雑考―皇子女の命名を中心として/女帝と摂政/蔵人五位と五位蔵人/古記録誤写誤読/古記録と古天文学
橋本義彦 はしもとよしひこ
1924年北海道釧路市生まれ。東京大学文学部卒業。宮内庁書陵部編修課長を経て、宮内庁正倉院事務所長。専攻、日本古代史。2015年死去。有職文様図鑑
八條忠基氏による有職装束文様の読みやすく面白くためになる入門書。豊富な写真と確かな知識に裏打ちされた文様の奥深き世界へようこそ。
著者:八條忠基/B5変判/136頁/2020.7発行
有職文様図鑑 目次
植物/動物/伊勢神宮の錦/自然/幾何/様式/利用・構成
◎平安時代以来の有職故実に則って用いられたのが有職文様。目にする植物や動物、自然を、洗練された、上品な、格調高い文様にする。衣類や調度品に、多くの手間がかけられています。
◎なぜ有職文様に惹かれるのか。文様に込められた意味や主張や誇りなど、ただならぬ重みを持つものであると感じるからです。
◎有職文様は、松竹梅、四君子などの植物や、鴛鴦、鶴などの動物、雲や水などの自然など、美しく洗練されたもの。ペルシャからシルクロードを通り中国を経て日本に渡ってきた。
◎全ページカラー、図版も大きく見やすい。