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── 幸田文 ── 老いの身じたく

幸田文 老いの身じたく|学習と教育を支援する通販会社-YTT Net

 商品NO:BSH-774
 四六判/256頁/発行:2022.1


幸田文 老いの身じたく 内容詳細



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厳しくもあたたかな幸田文の視線は、自身の、そして他人への老いにも向けられていた。いかに芯の通った老いかたをするか。人生の達人・文先生の生きかたから学ぶアンソロジー。
著者:幸田文/編集:青木奈緒

目 次
第一章
軽快な年寄りになりたい
その日その日の老い
気軽にふわりと
老女ひとり住み
としの話
軽くしたい
第二章
上手に老いる知恵
結ぶこと
ほのぼのした喜び
好き
恋の座
かたづけ
くぼみ
優雅な生活
年寄りの味
このごろ
このごろ
私の運動不足解消法
第三章
老後の楽しみの見つけ方
好きなこと好きなもの
六十の手習
現在高
都市の緑
新しいながめ
第四章
年寄りのいる風景
茶の間
春うごく

銀座の人
あじさい
人ぎらい
勿体ない
第五章
祖母としての幸福
木の葉
いいおばあさん
老後のしあわせ
第六章
夫婦で老いるということ
夜長ばなし

ふたりの新春ひとりの新春
老いておもう
身にしみる日
第七章
老いとはこんなもの
すいせん
私の若さの秘密
わたり板
おと
長生きをしたいと思う
玉虫
遺品のあるなし
しつこい
ひりひりする言葉
老いのほど
生き継ぐ
あとがき 青木奈緒
幸田文年譜/初出一覧

▶幸田文 こうだ あや 1904年〈明治37年〉9月1日~1990年〈平成2年〉10月31日
日本の随筆家・小説家。位階は従四位。日本芸術院会員。東京都生まれ。幸田露伴次女。女子学院卒。父露伴の死後、『雑記』『終焉』『葬送の記』などの回想文で文壇に登場。のち小説も書き、『黒い裾』『流れる』などで高い評価を得た。繊細な感性と観察眼、江戸前の歯切れの良い文体が特徴。折々の身辺雑記や動植物への親しみなどを綴った随筆の評価も高く、『こんなこと』『みそっかす』や、没後刊行された『崩れ』『木』などの多数の作品集があり、永い人気を保っている。他に映像化の多い『おとうと』も知られている。
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