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漢字の体系
漢字の繋がりが見える全く新しい辞典。 著者:白川静学習と教育を支援する通販会社 YTT Net
漢字の体系 内容詳細
「漢字には体系がある」とは、白川先生がたびたび主張し、白川文字学の根底となる概念でした。
白川先生の著作における漢字の説明は常に体系的になされていました。
ただ、それを辞書の形にしようとする場合、従来の漢和辞典では画数順・部首順、白川字書でも50音順に並べるほかはなく、なかなか体系として示すことは難しかったのです。
それぞれの漢字が一系をなし、一貫した世界を形作っていることがわかるまったく新しい字書、それが『漢字の体系』です。
白川先生の著作における漢字の説明は常に体系的になされていました。
ただ、それを辞書の形にしようとする場合、従来の漢和辞典では画数順・部首順、白川字書でも50音順に並べるほかはなく、なかなか体系として示すことは難しかったのです。
それぞれの漢字が一系をなし、一貫した世界を形作っていることがわかるまったく新しい字書、それが『漢字の体系』です。
▷第一部では「天象・氏族・祭祀」など65のテーマ別に約700字
▷第二部では「安」から「婁」まで字形別に約1800字
▷今までにないテーマ別の配列
▷漢字の繋がりがひと目でわかる
- 今まで見えてなかった漢字どうしの繋がりが見えてくる
- 漢字が生まれた古代の人々の世界観や暮らしが見えてくる
- 古代から現在まで繋がる漢字の意味を知ることができる
- 漢字の世界を知ることで、今まで何気なく読んでいたものがより深く新しく感じられるようになる
- 漢字どうしの繋がりを知ることで、漢字が覚えやすくなり、よりよく使えるようになる
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白川静 しらかわしずか 1910~2006
中国文学・中国古代学者。福井県生れ。1943年に33歳で立命館大学法文学部漢文学科卒。1954年同大学文学部教授。1976年定年退職し,のち名誉教授。2005年立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所を設立,名誉研究所長。中国の古代文字である甲骨文や金文を綿密に読み解くことにより,古代に生きた人びとの生活・文化・思想を鮮やかに蘇らせるとともに,これまで文字学の聖典とされてきた《説文解字》の文字解釈を大きくぬりかえ,新たな体系的文字学を打ち立てた。主著に《字統》《字訓》《字通》の〈字書三部作〉のほか,一般読者向けの《漢字》《孔子伝》,研究の基盤をなす《説文新義》全16巻,《金文通釈》56輯などがあり,これらはいずれも《白川静著作集》全12巻,同別巻に収録されている。1999年-2005年,〈文字講話〉と題する24回にわたる連続講演を行った。1998年文化功労者,2004年文化勲章受章。